ある日の午後の教員室です。
修了生が来学し、非常勤講師の先生に質問させていただいているところです。
担当患者様のAAC機器の選定や工夫について教えていただきました。
AACとは拡大・代替コミュニケーションのことで、機器など通常と異なる方法を使ってコミュニケーションを図ることです。
この日は、徐々に全身の運動機能が低下し、口や手足が動かしにくくなった方のコミュニケーション方法について具体的な方法を教えていただいていました。
どうすれば患者様にとって良い状況を作ることができるか、これはAACに限らずすべての訓練で言える事ですね。
悩んで考えた分だけ、患者様に還元できることが増えていきます。
こうして、より専門的知識や経験豊富な先生に繋いでいくことも学校や教員ができることの一つかなと思います。
みなさん、いろんな知識や技術を求めて臨床の幅を広げていってくださいね。
ST専攻科教員の大西でした。