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2019年度第1回言語聴覚専攻科研修講座を開催しました

今年第1回目の言語聴覚専攻科研修講座は、筑波大学の宇野彰先生をお招きし、
「日本語話者における特異的言語障害と発達性ディスレクシア」についてご講演いただきました。

言いたいことがうまく言葉で伝えられない特異的言語障害。読み書きがうまくできない発達性ディスレクシア。
それぞれ「学習障害」として近年知られるようになってきましたが、その診断や支援を行える専門家は数少ないと思います。

宇野先生は、これらの障害について解説される中で、脳卒中後の「失語症」や「失読失書」との共通点、相違点についてもお話しくださり、
さらに最前線の診断や支援についてもご紹介くださいました。
脳のはたらきについての知識に照らし合わせながら、色々と考えを巡らすことができる貴重な時間となりました。
宇野先生、言語聴覚士が明日の臨床に直接活かすことのできる素晴らしいご講演をありがとうございました。

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