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2024年度 大阪保健医療大学 シリーズ公開講座「ことばと聴こえを科学する」を全3回で開催します

ーAbout

大阪保健医療大学の公開講座の目的とは

医療・福祉系大学の専門性を活かし、
広く市民の健康作りに寄与すること
本学では、言語聴覚士の知識や技術を社会に活かし地域の方々に還元することを目的に、公開講座を開催しています。
話すこと、食べること、聞くことについて、専門的知識をわかりやすく解説し、日々の生活や健康増進に役立てていただきたいと考えています。
興味がある方であれば、どなたでもご参加いただけます。

ーTheme

シリーズ公開講座のテーマ

ことばと聴こえを科学する
普段なにげなく使っていることば。話すことと聞くことはコミュニケーションの根源です。本講座では、本学教員やゲストスピーカー、臨床現場で活躍している修了生がことばや聴こえ、コミュニケーション支援についてお話しします。アカデミックな内容から支援の方法まで、言語聴覚療法の実際を含め、ことばと聴こえを科学的な視点からわかりやすく解説します。

【こんな方におすすめです】

・小学校教員・保育士・放課後デイ職員・児童発達支援事業所スタッフ
・音声学や言語学に興味のある大学生
・子供の発達に興味のある方
・お子さんの発音が気になるお母さん
・介護をされているご家族
・言語聴覚士に興味のある方、めざしている方

【ゲストスピーカー】

竹田 利一 氏
東神実業株式会社営業統括本部取締役部長
一般社団法人日本補聴器販売店協会常務理事
認定補聴器技能者
補聴器調整の豊富な知識や技術、ご経験をもとに、
認定補聴器技能者のための講習会で講師を歴任。
また、医師をはじめ医療従事者や教育関係者、
一般の方を対象とする講演では、補聴器に関する専門的知識をはじめ、
補聴器の正しい使い方や活用法などをわかりやすく解説。

【大阪保健医療大学 講師陣】

松井 理直
大阪大学大学院言語文化研究科博士課程(言語文化学)を修了。
大阪大学・神戸松蔭女子学院大学の教員を経て、
現在は大阪保健医療大学大学院研究科長/教授として勤務。
専門は認知科学、音響学、言語学。ことばを発することができない患者様のために、
コミュニケーション用の音声合成プログラムや人工喉頭の開発などに関わる基礎研究に携わっている。
福田 信二郎
香川大学大学院医学系研究科機能構築医学専攻 博士(医学)を修了。
言語聴覚士。大学病院勤務を経て、現在は大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科教員として勤務。
引き続き大学病院の耳鼻咽喉科で、聴覚障害児(者)の支援に携わっている。
川畑 武義
大阪保健医療大学大学院保健医療学研究科修士課程修了。言語聴覚士。
地域の総合病院、訪問看護ステーションでの臨床を経て、
現在は大阪保健医療大学言語聴覚専攻科の教員として勤務。
小児領域の訪問看護ステーション、児童発達支援・放課後等デイサービスで
子どものことばの発達や食事に関する困りごとへの支援にも携わっている。

ーEvent details

シリーズ公開講座詳細(第1回〜第3回)

【第1回「ことばと聴こえを科学する」】
基礎から学ぶ発音のしくみ
~子どもの発音を育てよう~

開催日 2024年11月16日(土)
時間 13:00〜15:10(受付開始 12:00)
講座 第一部「音声学から見る発音」
研究科長/教授 松井 理直
第二部「発音の育て方~子どもが発音を誤ったら?」
助教 川畑 武義
内容 幼児期から児童期には、「ことばが不明瞭」「何を言っているかわからない」といった発音に関する相談が少なくありません。そういった子どもの「気になる発音」について、言語聴覚士は音声学や音響学、言語発達学の視点をもって評価とアプローチを行い、正確な発音へと導きます。
発音の問題と原因をどのように明らかにし解決していくのか、言語聴覚士が行う発音指導(構音指導)の考え方と具体的な指導法について実践的にお伝えします。
場所 大阪保健医療大学 2号館 講堂
定員 各150名(申込制)

【第2回「ことばと聴こえを科学する」】
聴こえにまつわる耳寄りな話
~子どものことばの発達から高齢者の認知症予防まで~

開催日 2024年12月15日(日)
時間 13:00〜15:10(受付開始 12:00)
講座 第一部「聴覚障害とは?-その原因と対処法について-」
講師 福田 信二郎
第二部「補聴器の正しい買い方・使い方」
竹田 利一 氏
内容 子どもがことばを覚え、音声言語を身につけていくために聴覚の機能は欠かせません。また、近年、難聴(聴覚障害)が認知症の大きなリスク因子であるということが明らかになってきています
乳児期から老年期までどの時期においても、聴覚機能に障害が生じると様々なことに影響を及ぼします。
言語聴覚士は、対象者の方の聴こえの状態を評価し、その方の生活や人生を視野に入れてあらゆる支援策を考えます。
今回は、難聴(聴覚障害)の原因や特徴、対応方法について解説し、支援策として最も用いられている補聴器についてお話しします。使用し始めるべき時期や選び方のポイント、正しい使用方法のほか、日頃の疑問にもお答えします。
場所 大阪保健医療大学 2号館 講堂
定員 各150名(申込制)

【第3回「ことばと聴こえを科学する」】
言語聴覚士の仕事
~臨床の現場から~

開催日 2025年2月22日(土)
時間 13:00〜15:10(受付開始 12:00)
内容 言語聴覚士の仕事は、まだ広く知られているわけではありません。「言語聴覚士はどこでどのようなことをしているの?」そういった疑問をお持ちの方に、言語聴覚士について知っていただくための講座です。
プレゼンターは全員本学修了生で、急性期病院や回復期病院、小児領域の施設などで臨床に携わっている現役言語聴覚士です。講座では、対象者の方のお話も含め、できるだけ具体的に臨床現場の日常をお伝えいただきます。
場所 大阪保健医療大学 2号館 講堂
定員 各150名(申込制)

※自然災害を考慮し、当日の開催や内容を変更する場合があります。開催状況につきましては、HP上で随時ご案内いたしますので、ご確認ください。

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過去の公開講座の様子

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