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ST MAGAZINE - 修了生座談会 -

先輩STのほんとの話(座談会 vol.3)~学業編~

Q.入学前に勉強の面で不安はありましたか?

倉賀野 : 「医療系」ということですごく不安でした。まず、どんなことを勉強するのか全く分からなかったので。

谷本 : 漠然と『大丈夫かな』という不安はありました。

國頭 : 私は入ってしまえばどうにかなるかも、とは思っていました。

Q.皆さん、出身大学は文系ですよね

一同 : はい。

國頭 : 入学が決まり送られてきた教科書を見たときは、その種類の多さに圧倒されました。

Q.入学前に何か準備されたことはありますか?

谷本 : 私は指定された課題図書の他に、スピーチチェーン(※音を聞き取って理解し、発話するまでのプロセスを示したもの)について書かれたものを目にして「楽しそう」と思ったのをよく覚えています。

國頭 : 私は、学生時代に生物の授業が好きだったので、昔のノートにさらっと目を通したりしました。それでも直前まで仕事をしていたので、ほとんど何の準備もできませんでした。

倉賀野 : 何をすればいいのか分からなかったので、何もできていませんでした。

Q.入学前に心配していた「理系、医系」という点はいかがでしたか?

一同 : それは思ったほどではなかったです。

國頭 : 特に理系の知識が必要であるということはなかったです。

Q.では入学後、勉強面の不安を解消するために何か工夫されたことはありますか。

谷本 : 時間が経つにつれてクラスメートの中に特定の科目がとても得意な人がいることが分かって。

Q.どうして分かったんですか?

谷本 : その人から教えてもらった子から、すごく分かりやすかったと聞いたり。ほとんどの科目に、それぞれ得意な人がいたのでとても助かりました。つまずくポイントは大体皆同じなので、教え合ったりもしましましたね。

國頭 : 私の場合、実力テストなどが終わるとクラスメートが黒板を使って解説してくれることもありました。

倉賀野 : 私は講義の後で先生に質問をしにいく子についていき、一緒に聞くようにしていました。人の疑問点を聞くことで、自分ではどこが分からないのかも分からなかったような問題もクリアに理解できるようになったり。反対に、自分の疑問点を口に出して周りに聞いてもらうことで、自分の理解が正しいのかを確かめるようにもしていました。そうすることで他の人に修正してもらえたり、理解を助けることが出来たり、とにかく言葉に出すことを心がけていました。

谷本 : 私は、誰かに教えることが自分の理解を深めるには一番だと経験を通して学びました。相手が納得してくれるように説明するためにさらに勉強することに繋がって。

國頭 : 教えてみると自分でも『あれ?』と疑問が湧いたりして。

谷本 : 「教える」ってすごく大事ですよね。

Q.勉強においてクラスメートの存在が非常に大きいんですね。

一同 : そうですね。

倉賀野 : 例えば聴覚障害一つを取ってみても、聴覚系医学や聴覚障害学などいくつもの講義で勉強しますが、それを教え合うことで一つのまとまった知識になるというか。それが次の学年の講義や実習にもつながっていくんです。

Q.できるだけ段階的に勉強が進められるように時間割を組んで、学内での学習と学外での実習の効果を高めたいと考えていますが、それはいかがでしたか?

國頭 : それは実感しました。私は2年生の長期実習直前のテストで成績の悪かった科目が、実習先での経験を通してすっと理解できるようになったり。「百聞は一見に如かず」ではないですが、実際に目にし、経験することで知識が自分のものになった実感がありました。検査についても、クラスメートと実際に検査道具を使って練習したことで断然覚えやすくなりました。目にし、手に触れてみることは大切だと思います。

谷本 : 私も臨床に出て初めて、すごい先生方に教えていただいていたんだなと。

國頭 : たとえ遠方でも、会費を払ってでも聴講したいと思えるような先生方に教わっていたんだと知って、もっとたくさんお話をうかがいたかったと後悔するほどです。

Q.学習面でのサポートなどはどうでしたか?

國頭 : 苦手分野に対してグループ学習や個別相談などしてもらいました。あとは、施設見学や体験学習の機会が多かった点もよかったです。

谷本 : 日頃から先生が身近な存在だったので、質問や相談しやすい雰囲気だったのはありがたかったです。

Q.勉強時間はどのように確保しましたか?

國頭 : 入学当初は熱心にノートにまとめたりもしていたんですが、時間に余裕がなくなるとそれも難しかったです。前日に勉強できなかった日は、朝の電車内でキーワードに目を通したり。

谷本 : 私は、自分が関心の高い科目は頑張って調べてノートにまとめたりもしました。臨床に出た今でも、そのノートが役に立っています。

倉賀野 : 疑問点は友人に尋ねる方が早くて確実でしたね。あとは、別の分野の勉強をしている学外の友人とカフェで勉強したり。それでも、国家試験が近づくと学校でクラスメートと勉強することが多くなりました。

Q.国家試験対策も同じようにクラスみんなで取り組んだのでしょうか?

一同 : もちろんです。

倉賀野 : 過去問題をひとつずつみんなで確認していきました。みんなでなぜこの解答になるのかを話し合ったり、理由が分からなければ、みんなで教科書を開いて調べたり。

谷本 : 毎日、分野を決めて問題の出し合いはよくしましたね。あとは、先生方も、緊張感を持たせつつ、前向きに頑張れるような声かけをしてくださって。

國頭 : 職員室に質問に行くと、先生が詳しい内容を調べてまとめた資料を作ってくださったり。とにかくみんなで合格しようという雰囲気が心強かったです。

谷本 : 合格率100%というプレッシャーや模試の結果に不安になる時もありましたが、先生を始めクラスメートもその雰囲気をくみ取って、励まし合える環境でした。

Q.みんなの勉強に対する熱量が同じなのは大きいですよね。勉強のストレスや不安の解消法はありましたか?

國頭 : 体を動かすようにしていました。ランニングとか、ヨガとか。

倉賀野 : 私はしんどくなったら、何もしない時間を決めてとにかく何もしませんでした(笑)。

谷本 : 頻繁にではないですが、放課後に飲みに出かけたり。国家試験って競争ではないので、みんなで一緒に合格しよう!っていう思いは強かったです。

國頭 : 入学当初は年齢の幅も広くて、20代前半から40代まで。最初はどうなるのか不安だったんですが、気づけば年齢の壁を越えてクラスメートとして意気投合して、修了時には完全な「同期」になっていました。

谷本 : 今、何かあれば連絡するのはやっぱり「同期」ですね。

インタビュアー : 勉強に対する不安や困難にどのように対処されたのか、リアルな声が聞け参考になりました!お話を聞かせていただきありがとうございました。

2つの給付金制度を併用し、夢を目指しています。前の記事へ 一覧へ戻る