川畑 武義(かわばた・たけよし)さん
大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科(専任教員)
言語聴覚士
拓殖大学卒業。2012年大阪保健医療大学言語聴覚専攻科修了。因島医師会病院、因島医師会 訪問看護ステーションを経て、大阪府にて訪問看護ステーションに勤務。その後、大阪保健医療大学大学院保健医療学研究科修了。同大学で教員として勤務する傍ら訪問看護ステーションで臨床に携わっている。※取材当時
A君との出会い
「弟が生まれた時、私たち家族には未来への光がまだありませんでした。これから先どうしていこうか、そう思った時、私たち家族に一つの光を与えてくださったのが先生でした。今では態度だけではなく言葉でも伝えるようになりました。先生がいたから今の弟がいます。先生に出会えたことに感謝します。」
これは、私が小児の訪問リハビリを頑張って行こうと決心したA君のお姉ちゃんから頂いたお手紙です。
A君は重度心疾患があり感染症のリスクがあるため外出が制限されていたお子さんです。
人工呼吸器をつけ集中治療室で過ごしてきたA君の声をご家族が初めて聞いたのは、生まれてから1年半後でした。当初は声さえ聞けたらいいという思いだったそうですが、成長していくA君を見て、話がしたいという希望が出てきたということでした。
・・・・この続きは下記の冊子をご覧ください。
STをもっと知りたい方は冊子でも
「言語聴覚士という選択」第3版(製作:大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科)
この記事の引用元にもなっているこの冊子は、言語聴覚士という職業を知っていただくために作られました。言語聴覚士という選択。その先に何が見えるのか、ぜひご覧ください。この冊子をお読みになりたい方は、言語聴覚専攻科のイベント(オープンキャンパスなど)にご参加ください。