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患者様の理解のために~専門知識の伝達演習~

言語聴覚士、理学療法士、作業療法士は、リハビリテーションの専門職です。
担当する患者様の障がいについて、ご家族や病院スタッフ等にわかりやすく伝えることも大切な役割の一つです。
臨床では、それぞれの立場や視点で患者様のリハビリテーションに必要な情報を伝え合い役立てていきます。

今回は、その実践として、ST専攻科2年生が、PT専攻・OT専攻の3年生にプレゼンテーションを行いました。
テーマは「失語症の症状とコミュニケーションの工夫」。失語症の方はどんなことで困っておられるか、周囲がどうすればコミュニケーションがとりやすくなるかをプレゼンテーションし、PT専攻・OT専攻のみなさんに理解を深めていただきました。

夏にはOT専攻4年生の学生さんがST1年生に片麻痺患者様の車いす移乗や介助の仕方を教えてくれましたね。
その時は、OTの学生さんがとてもまぶしかったですが、今回、失語症の方の心理的な状態にも言及して話すST2年生は、もう専門家の風格十分。大変頼もしかったです。
将来の臨床で必要となることをすぐ使えるように、これからもがんばりましょう!

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