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Q
言語聴覚士は何職?
A言語聴覚士は、医療や福祉、教育現場で活躍する対人援助職です。言語聴覚士は、話すこと、聞くこと、食べることの機能回復を目指してリハビリテーションを行うだけでなく、障害を抱え不安を感じておられる対象者やそのご家族に、リハビリテーションを通じて前に進む気持ちをもてるようサポートする存在でもあります。
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Q
言語聴覚士に夜勤はあるか?
A夜勤はありません。稀に朝食や夕食時に摂食嚥下リハビリテーションができるよう勤務にシフト制を取り入れている病院がありますが、ほとんどが朝から夕方の勤務時間です。
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Q
言語聴覚士に残業はある?
A勤務先の医療機関や個人の状況によって異なります。言語聴覚士は女性が多く、家庭や育児と両立させながら働く方も大勢います。
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Q
言語聴覚士の定年は何歳?
A一般的に60歳から65歳が多いようです。しかし、医療や福祉の分野では専門職としての経験を乞われ、定年後も働く機会がある場合もあります。
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Q
言語聴覚士の仕事時間は?
A言語聴覚士は、病院や施設であらかじめ決まった時間にリハビリテーションを行います。一般的に、夜勤などはなく勤務する時間帯が一定であるため、育児や家事との両立がしやすい医療専門職といえます。
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Q
言語聴覚士はどこで働きますか?
A総合病院や大学病院、リハビリテーションの専門病院など医療機関で働く言語聴覚士が最も多いですが、その他にも、福祉施設や教育機関、補聴器販売店でも働いています。さらに、訪問リハビリテーションなど在宅や地域で訪問リハビリテーションなど在宅や地域で活躍する場所も増えています。
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Q
言語聴覚士は小児領域の就職先はありますか?
A成人領域より求人件数は少ないですが、小児領域の求人も毎年あります。ただし、数が少ない分、就職する地域は広範囲を視野に入れて考えておく方がよいでしょう。
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Q
大きな病院や施設より小規模の病院や施設で働きたいのですが、言語聴覚士の求人はありますか。
A2023年度にOHSUに届いた言語聴覚士の求人数は599施設1,637名でした。大きな病院だけでなく、クリニックや小規模・中規模の病院、地域での訪問リハビリテーションなど、全国からさまざまな病院や施設、事業所などから求人がありました。
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Q
言語聴覚専攻科の先輩がいる病院で働けますか?
A以前は、病院や施設に1人しか言語聴覚士がいない場合も多くありましたが、現在は殆どが複数で働いています。OHSUの場合、2024年3月現在747人(前身となる大阪リハビリテーション専門学校含む)の卒業生を輩出しており、多くの病院、施設で働いています。その分、就職先に先輩が居合わせる可能性が高いと言えるでしょう。また、病院や施設が求人活動をする場合、職員の出身校に求人票を出したり、卒業生が母校に求人依頼をしたりすることも多く、同じ養成校の先輩と後輩が一緒に働くケースも多くみられます。
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Q
言語聴覚士として就職できるか不安です。求人はどれくらいありますか?
A現在言語聴覚士は非常に不足しており、病院や施設は言語聴覚士を確保できない状態になっています。
OHSUに届いた2023年度言語聴覚士求人数は599施設1,637名で、学生数の74.4倍でした。