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Q
言語聴覚士とはどういう意味ですか?
A言語聴覚士法で「厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう」と定められています。
話すことや聞こえのことなどコミュニケーションに関することや、食べることに関わるリハビリテーションの専門職です。
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Q
言語聴覚士の特徴はなんですか?
A「話すこと」、「聞くこと」、「食べること」に障がいをおもちの方に評価や訓練、助言、指導を行います。赤ちゃんから高齢者まで幅広く、さまざまな疾患の方が対象となります。専門的な知識や技術をもち、障がいをおもちの方に寄り添い、その方のこれからを一緒に考え、最善の時間を過ごせるよう考えていきます。
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Q
言語聴覚士はどんな職業にあたりますか?
A言語聴覚士は、医療や福祉、教育現場で活躍する対人援助職です。言語聴覚士は、話すこと、聞くこと、食べることの機能回復を目指してリハビリテーションを行うだけでなく、障害を抱え不安を感じておられる対象者やそのご家族に、リハビリテーションを通じて前に進む気持ちをもてるようサポートする存在でもあります。
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Q
言語聴覚士は現在日本にどれくらいいますか?
A1999年の第1回言語聴覚士国家試験では4,003名の言語聴覚士が誕生しました。以降毎年1回国家試験が行われ、2023年3月には39,896名となりました。これまでの全国平均合格率は、42%~79%です。
大阪保健医療大学言語聴覚専攻科は、2001年度~2021年度まで連続15年間合格率100%を達成しており、21年間全国No.1の実績があります。
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Q
言語聴覚士が対象とする障害は?
A言語障害(失語症、構音障害、高次脳機能障害)や聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など、ことばによるコミュニケーションの問題や摂食嚥下障害など多岐にわたります。 言語聴覚士はこうした問題や原因を明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。
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Q
言語聴覚士は何をするの?
A言語聴覚士は、話すことや聞くこと、食べることなどコミュニケーションや飲み込みの障がいに関わる仕事です。専門的な知識や技術を身につけた専門家として、障がいをお持ちの方の生活がより豊かなものになるよう考えリハビリテーションを行います。 機能的なリハビリテーションだけではなく、対象者の生活を意識した支援を行うことが大切です。
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Q
「ST」はなんの略称ですか?
A言語聴覚士はSTとも呼ばれます。STとは、「Speech Language Hearing Therapist」の頭文字で、Speechは「話すこと」、Languageは「言語能力」、Hearingは「聞くこと」、Therapistは「療法士・治療者」という意味があります。 医療機関や保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活躍し、食べることやコミュニケーションに障害をもつ方とそのご家族を支援します。
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Q
言語聴覚士の知名度は?
A言語聴覚士は、理学療法士、作業療法士と同じリハビリテーションの分野で活躍する専門職です。1997年に国家資格となり、その歴史はまだ25年ほどです。言語聴覚士の職業をまだ知らない方が多いかもしれませんが、言語聴覚療法を必要とする方は非常に多く、言語聴覚士の人数が不足しています。高まり続ける需要の中、言語聴覚士の活躍によって知名度の向上が期待できます。
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Q
男性の場合、女性と異なる業務はあるでしょうか?
A言語聴覚士は、男性と女性で特に業務内容が変わる訳ではありません。担当となった患者様の評価や訓練のほか、ST業務に関する事務作業などを同じように行っています。
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Q
言語聴覚士に向いてる人はどういう人でしょうか?
A人と接することが好きで、いろいろな立場の人を思い遣れる人、また、向上心があって目標に向かって頑張れる人が向いていると思います。